補助金でキャッシュレス導入、インバウンド需要の期待

外国人観光客の集客を向上させるためには、多言語対応の集客広告や予約システム(ホームページやSNS)、看板やメニューの多言語表記といった「語学」面でのハードルを下げることに加えて、「決済」面でのキャッシュレス化は非常に重要です。

某CMでは、オダギリジョーさんが
「カード使えますか?」
「い、いいえ、、」
「じゃあいいです!」と憧れのデビット・ジャガーさんを逃してしまいます。

キャッシュレス・消費者還元事業について

「キャッシュレス・消費者還元事業」は経済産業省が推進し、一般社団法人キャッシュレス推進協議会が事務局業務を運用する事業です。

キャッシュレス・消費者還元事業は、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の一定期間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援します。
本支援を実施することで中小・小規模事業者における消費喚起を後押しするとともに、事業者・消費者双方におけるキャッシュレス化を推進します。

中小・小規模事業者にとってのメリットは

一般社団法人キャッシュレス協議会ホームページより転載
https://cashless.go.jp/franchise/index.html

【主なメリット】
・負担なしで端末が導入できる
・決済手数料は3.25%以下と低め。さらに国がその1/3を負担。
・消費者還元で集客アップ期待
・レジ締め・現金扱いコストが削減

詳しくは「キャッシュレス・消費者還元事業」のホームページを参照ください

各都道府県で説明会が開催されていますので、導入をお考えの方はお急ぎください。
説明会開催日程一覧

世界と比較した日本のキャッシュレスの普及状況

日本国内、特に地方の商店街などではキャッシュレス化はまだ進んでおらず、まだまだ大丈夫、と思ってしまう方も多いかもしれませんが、世界の中での日本のキャッシュレス化の普及率は非常に低くなっています。

◆キャッシュレスの普及率(2015年)

出典:経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)より

韓国がキャッシュレスの普及率では90%と世界一です。次いで中国。

日本を訪れる観光客が多いアジアの隣国が世界トップ水準となっておりますので、日本の2割にも満たないキャッシュレスの普及状況は、韓国や中国からの訪日観光客には不便で時代遅れと映り、特にキャッシュレス化が低い地区や未対応の店舗での消費行動も鈍るかもしれません。

因みにですが、日本人のキャッシュレス系のカード保有数のランキングです。

◆キャッシュレス系のカード保有枚数(2015年)

出典:経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)より

なんと、キャッシュレス系のカードの保有数は世界で2番目なのです。

韓国や中国を上回っています。カードは保有しているけど、使用することが定着していないのが日本の現状のようです。

インバウンド需要の向上にキャッシュレスが有効な理由は?

都心でも、外国紙幣を両替する銀行やホテルもありますが、それでも対応時間が限られていたり「両替の機会」は制限されます。まして、地方都市や田舎ならではの体験などで訪れた地域では、外国紙幣の両替はかなり困難です。

裏を返せば、地方都市であればこそ、キャッシュレス化によるインバウンド需要の効果は高まると言えます。

コミュニケーション(言葉の壁)が軽減される効果もあります。

見慣れないお札を選ぶ手間やレジが料金表示がされないタイプだと「いくらですか?」という会話も発生し、やりとりにお互い四苦八苦することもあります。
そういったストレスがなく最低限のアイコンタクトやスマイルでお金を支払うことができるのがキャッシュレス化の強みになります。

キャッシュレス化は訪日外国人にとっても、お店の店員にとってもストレスフリーにつながりやすいですね。


まだキャッシュレス化の手続きをされていない中小・小規模事業者の方は、この機会に無料でキャッシュレスの環境の導入をご検討されてみてはいかがでしょう。

メリットばかりですので、一考の余地があるのではないでしょうか。